Workshop Gender Research Innovationに参加しました!
Date: June 15, 2018, 13:00-17:30
Venue: ROIS meeting room, Hulic Kamiyacho Building 2F, 4-3-13 Toranomon Minatoku Tokyo 105-0001
Organizer: JST & ROIS Language: English
Objective:”We will discuss how to collect and share the data, enabling development and mainstreaming gender dimension to create evidence-based and impact-promoting bridges between gender research and innovation in the society.” Agendaより
上記の目的で日本科学技術振興会(JST)の副理事の渡辺美代子先生が中心となられるワークショップに参画いたしました。企業、アカデミアの世界からそれぞれの立場でのGenderに関わる業績ならびに現状の報告がありました。Genderの違いに関する考察なしには研究一つとっても正しい解釈と社会への還元が困難であるとStanford大学のDr. Shiebingerは強調され、渡辺先生からも男性・女性が協働した社会的な歩みが不可欠であるが、その根拠となるエビデンスの構築が重要であると繰り返されていました。
清水は北大病院において短時間時間勤務制度利用者がほとんど女性であること、子供の病気が原因の欠勤は女性が多いこと、育児により勤務パターンが大きく変わるのは女性医師であることを示しました。
医師としての参画は清水だけでしたが、医育機関として可能な限り多くの医学生・医師が様々なライフイベントを経験しながら、自身のペースで、モチベーションを保って働き続けることができる環境の重要性を伝え、多少なりともその環境整備に貢献することが自身の役割と実感した貴重な経験をさせていただきました。
(男女共同参画推進室特任助教 清水 薫子)