男女共同参画推進室の取り組み(パンフレット)
活動目的
全ての職員のキャリアの継続が可能となる
ライフ・ワーク・バランスを支援します。
近年、医学部卒業生の女性の占める割合が増加し、男性・女性医師のワークライフバランスの考え方の多様性が進んでおります。この動向は勤務医不足や大学での臨床に携わる医師不足が社会問題になっている現状をより深刻化する可能性があり、男性女性医師がその能力を生かして、子育て等をしながら継続的に就労できる環境を整えることが緊急課題と考えられます。
平成22年度より始まった当事業では、まずは育児の主な担い手である医師の出産・子育ての支援システムの構築や家庭生活を大事にしながらキャリアアップできるような就労システムを充実を目標としました。このシステムは真の男女共同参画を実現するための基礎作りと考え、現在も以下の3点を中心に継続しています。
- 相談窓口
- 育児支援
- 復職支援
「相談窓口」においては、保育、勤務形態、復職に関する相談を受け付けるほか、市内の保育施設(病院内保育所含む)やロールモデルの紹介、講演会の開催等を行います。
「育児支援」においては、本院職員からの強い要望であった病後児保育が、平成23年2月に『病後児保育室 ぶらん』として開室し、職員が安心して勤務できるような環境作りに取り組んでいます。さらに、平成24年度には『すくすく育児支援プラン』という新たな短時間勤務医員枠を設置し、多くの女性医師等が仕事と育児を両立しながら、勤務を継続していけるような環境整備を進めています。
「復職支援」については、各診療科における復職研修をサポートする形で、復職を目指す医師を支援しています。今後も、復職希望者のニーズに合った復職支援の形を構築していきます。