news

12/18 女性医師支援担当者連絡会に出席しました。

東京大学病院訪問と同日に日本医師会館大講堂で開催された日本医師会主催の連絡会に参加しました。北は北海道から南は沖縄まで各都道府県の女性医師支援の担当者ならびに全日本医学会分科会における女性医師支援に関わる担当者が参加し総勢200名を超える大きな会です。

IMG_0159日本医師会常任理事の笠井英夫先生から日本医師会における取り組みがご紹介となった後、事例発表として恒例となっている大学の取り組み、学会の取り組みのセッションがありました。今年は旭川医科大学、久留米大学、日本循環器学会、日本リハビリテーション医学会からのご発表でした。

旭川医科大学二輪草センター・センター長の山本明美先生からは少子化対策という観点からも男女共同参画の重要性についてお話があり、ワーク・ライフバランスを個人レベル、大学・職場レベルで考えるというご提案がありました。

久留米大学からは久留米大学病院男女共同参画事業推進委員会の守屋普久子先生より「元気プロジェクト」のご紹介がありました。同プロジェクトはキャリア教育の導入・充実、女性医師支援、勤務医の労働環境見直しを三本の矢としてロードマップを作成し、着々と進行しております。

日本循環器学会からは日本循環器学会男女共同参画委員会委員長の瀧原圭子先生より女性会員の専門医取得率、筆頭発表者の割合は男性のそれらと同等であること、育児をしている女性医師、していない女性医師、男性医師それぞれにモチベーションを上げていける取り組みへの展望をお話頂きました。IMG_0162

日本リハビリテーション医学会からは日本リハビリテーション医学会・理事長の水間正澄先生より同分野は元来多様性があり、多様化する医療人には介護を含めた実生活においても寄り添える分野とお話頂きました。

全国での様々な取り組みを勉強し、当院でも当院ならではの取り組みができるように気持ちを新たにしました。