東京医科大学 医師・学生・研究者支援センターを訪問しました。
平成28年7月20日に東京医大医師・学生・研究者支援センターを訪問しました。
大久保ゆかり先生と荻野令子さんにお会いし、大変勉強になるお話を聞くことができました。
医師という職務への支援から始まったセンターですが、平成25年度から27年度に文部科学省科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業」を行い、数値目標を掲げ、大久保先生が中心となり、各ワーキンググループを含む支援体制の整備、女性研究者ネットワークの設立、研究助教・病院助教の制定、東京女子医大とともにファミリーサポート制度の継続、女性職員の上位職への雇用促進・研究補助員の雇用など様々な取り組みを行い、補助金が終了した本年度も取り組みを継続されています。
根本には大久保先生ご自身が育児をしながら現在の教授職に就くまで遠回りをしたという実感、同時に周りに引っ張り上げてもらったという感謝があり、そしてその恩恵を社会に還元しようという強い思いから次世代にふさわしい環境整備が行われている東京医科大。
様々な問題に直面しながらもどうにか解決しようとされてきた歩み、そしてロールモデルとしていきいき仕事をしたいという心構えも素敵でした。お忙しい中お時間をいただきありがとうございました。今後も引き続き勉強させていただきます。