第11回現役医師とのおしゃべりの会が終了しました。
現役医師とのおしゃべりの会終了報告
第11回 「小児科医の魅力、伝えます!~小児科はどんな科かな?小児科ならではのやりがいを
ベテラン医師と熱心に研修中の医師の両者の視点からお話いただきます?~」
開催日:平成29年6月29日(木)
12時~13時 医学部大会議室
ゲ ス ト:小児科医/助教 長 祐子先生
研修医 /渡邉 敏史先生
参加人数:医学部6年生7名 研修医1名
今回は「小児科の魅力伝えます!」というテーマで血液・腫瘍のサブスペシャリティも確立されたキャリアをお持ちの長祐子先生とすでに小児科専攻を決められた初期研修2年目の渡邉敏史先生にお話をしていただきました。
お二人のお話を通して、お子さんの病気のみならず、こころとからだの成長、社会的背景含めトータルケア・サポートが小児科医の仕事であり、そのお子さん、ご家族の気持ちに応えたい!という情熱をひしひしと感じました。考えていることはあってもうまく表現できない子供の立場にたつこと、親心をもってご家族の気持ちを察すること、そして医療者として冷静な判断をしていくこと様々な視点で子供のあらゆる病気の初期対応ができることが求められる小児科医は他領域にない、難しさとともに喜びもあるとお話いただきました。お二人とも屈託のない子供にエネルギーをもらう!と本当にうれしそうな表情で語られ、小児科医ならではの醍醐味のようです。
渡邉先生は現在の札幌厚生病院での研修が楽しいとお話され、参加された学生さんにも自身が好きな・興味のある領域を選ぶ大切さが伝わったのでは?と思っております。
長先生からも子供のためならがんばれる!とのお言葉をいただき、充実した医師としてのキャリアを感じさせていただきました。医師になる理由はさまざまだと思いますが、生活の糧を得る以上の自身の成長と達成感を得ることができる職業ですので、せっかくのチャンスをみなが生かしていけるよう共に考えていきましょう!