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北海道大学と河合塾の共同イベント 北大魅力発見フェスタ!2017 終了報告

2017年10月1日 北大魅力発見フェスタ

第2回になる河合塾と北海道大学の共同企画である北大魅力発見フェスタが河合塾校にて10月1日日曜日に行われました。北海道大学病院からは医師6名、看護師3名、技師3名が参加いたしました。

午前の部では内科Ⅱの阿部靖矢医師、内科Ⅰの阿部結希医師ご夫妻によるご講演がありました。結希医師は医師の仕事とともに育児をしている現在の日々をお薦めの本を織り込みつつお伝えいただきました。忙しくも目標を持ち、かわいいお子さんとの充実した生活を走っている姿は少し遠いながらもきらきらした存在として記憶されたのではと思います。靖矢先生からは医学部での大学生活から臨床研修、そして研究に関し医学知識も含めご紹介いただきました。Physician scientistを目指しましょう!という学生さんたちは知らなかったかもしれない医師の側面を示し、医師でありながら科学への貢献という価値もお話くださいました。清水から自身の医師になるきっかけから医師として大事に思っている点を説明し、質問タイムではフロアからの受験に関すること診療科の選択に至るまで様々な質問に阿部先生ご夫妻にお答えいただきました。

午後の部は医師・看護師・技師の3パートで構成され、医師パートでは消化器内科から東野真幸先生、消化器外科1からは白川智沙斗先生、核医学診療科からは渡邊史郎先生にご講演いただきました。東野先生はご自身の受験期の悩みからご自身と患者さんのために日々精進されている大事さ、白川先生からはご自身が人生における選択をし、責任をもつことの大切さ、渡邊先生からはDr for Drと言われる放射線・核医学領域の醍醐味と格式高い学会からビールを片手にディスカッションできる会まで懐の広い面をご紹介いただきました。

看護部からは船木典子副看護部長、キャリア支援室加賀沼朋子看護師、内科Ⅱ病棟の牧田真美看護師にご参加いただき、看護師のお仕事内容・幅の広さ、北海道大学病院の取り組みを具体的にお話いただき、看護師歴2年目の牧田看護師からはご自身の進路選択と現在の心情をリアルタイムで共有してくださいました。医療技術部からは畠澤瑠津理学療法士、川崎智博放射線技師、瀧圭介検査技師にご参加いただき、さらに理学療法部門チーフの大澤恵留美技師も応援に来てくださいました。それぞれの進路の説明から業務の特徴まで医療へ貢献している誇りをもってお話くださいました。患者さんとゴールを共有した歩み、病気を見つけて評価している検査、どこが欠けても医療が成り立ちませんので学生さんと一緒に勉強し、医療がいかに多くの職種で支えられているか実感できました。

参加者のアンケートには『将来を考える上でとても良い機会になった』という声も見られて、講師の先生方も安心し、喜ばれていました。