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これからのキャリアを語る医師と学生の会2017医師の働き方新発見!

2017年11月18日に北海道女性医師の会主催で、北海道大学・札幌医大の学生さんが企画をされるこれからのキャリアを語る医師と学生の会に参席いたしました。

市立札幌病院小児科の佐野仁美先生からは医療分野での国際協力でご経験された、現地でのコミュニケーションにおける難しさも含めた現実をご紹介いただきました。独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)渡邊 環先生からはご自身の幅広い経歴、そのご経験から感じられた医師・そして海外で活躍するのに求められる資質をお話いただきました。厚生労働省北海道厚生局 健康福祉部医事課 課長 秋野 桂先生からは医学部卒業から行政に入られるきっかけ、行政での医師の役割などをご紹介いただきました。最後に北海道大野記念病院 鈴木 三和子先生からはドイツでの豊富な勤務経験を含め、海外で医師として働くこと、それを通して感じた日本の医療の良さなどを示唆いただきました。

その後はご講演の先生方をまじえたグループディスカッションが行われ、より楽しい会話や学生さんへの刺激があったと思います。

高齢化・少子化が進むにつれ、医療の在り方、人工知能 (Artificial Intelligence )を含めた医療補助業務の革新も予想され、その中での進路選択はさらに複雑化する可能性があります。そのため、自分で考えてみる時間をもち、みなと共有できるこのような会はとても貴重だと感じております。本年度から北大医学部の学生さんの指導を北海道大学大学院医学研究科 腫瘍病理学分野 谷野美智枝先生がご担当され、テーマのみならず、ポスター作り、各部署へのご挨拶など一つ一つの経験が学生さんにとって意味のあるご経験だったと思いました。

男子学生さんからの活発なご討議もあり、性別を問わず、ぜひご興味のある学生さんは北大キャリアシンポジアム実行委員会の有田莉乃さん(医学科2年)、山下たんぽぽさん(医学科3年)までお問い合わせください。