男女共同参画推進室・医療安全管理部 共催講演会 終了報告
2018年度 北大病院男女共同参画推進室・医療安全管理部共催講演会
2018年9月5日
北海道大学医学部臨床講義棟 第3講堂
医療安全管理部との共催での開催も3年目となりました男女共同参画推進室の定例講演会ですが、今回も職場環境をキーワードといたしました。「より安全で、より働きやすい北大病院を目指して」を大テーマとして、医療安全管理部長 南須原康行先生、医療技術部 部長 澁谷 斉 先生、安全衛生管理室 蓮池 清美 師長、清水薫子が講演を行いました。
南須原先生は『医師の働き方改革について』をテーマに病院長命で過剰業務に関する委員会を取りまとめていらっしゃる現状を含め、教育・研究機関としての任務も担う大学病院の特殊性も踏まえお話をいただきました。
澁谷 斉 先生からは『医療技術部内の勤務環境の現状を考察する』をテーマに20,30台の職員が多い部門である背景から育児と勤務を両立している現状が男女両職員にいきわたっていることを示していただきました。また部内でも職種ごとの特異性があるため、ユニフォームの多様化というシンプルな変革が思いがけない業務への好影響があった点も興味深かったです。
蓮池 清美 師長からは『北大病院職員として幸せに働き続けられる組織をめざして』というテーマで多数の衝撃写真をお示ししながら北大病院の笑いが起こる歴史の一部が語られました。安全衛生管理室の病院への貢献度の高さ、病院がいかに改革されてきたかが共有され、「昔はそうだったね。」と懐かしい記憶に浸った方も少なくないと思われました。清水からは各部門がそれぞれ就労環境問題を取り組むことだけでなく、病院全体の問題として共有されることでの利点を紹介し、盛況のうちに終了することができました。
様々な部門の連携により当室単独開催ではお越しいただくことができなかったであろう数の皆さまにお越しいただけましたことは一重にご講演いただいた先生方のお力と感謝申し上げます。