女性研究者支援室主催女子中高生向けイベント「しっかりメディカル!」に参加しました!
北海道大学人材育成本部女性研究者支援室主催
女子中高生向けイベント しっかりメディカル!
2018年9月29日13時~16時30分
北大病院臨床研究棟 1階 大会議室
「お医者さんができることって?-患者さんとともに病気に向き合いましょうー」というテーマで医学部・医師という仕事の魅力を紹介し、約30名の中高生と一緒に13時から16時30分すぎまで一緒に楽しく過ごしました。まず清水が医師になるまでの過程を通して、中高校生時代、北大医学部時代の勉強、授業以外の経験や医師の生活に触れて頂きました。次に医学部生7名(北大医学科学生(医学科4年 植田 沙也加さん、下野 里奈さん、中島理沙さん、藤吉 朋子さん、山崎 悠菜さん、明戸 千尋さん 医学科3年 有田 梨乃さん)から個性あふれる自己紹介をしていただき、中高生4名程度のテーブルに一人ずつファシリテーターとしても活躍いただきました。各テーブルではご参加の中高生はドキドキしながらも楽しく、ファシリテーターに受験・医学部生の生活に関する質問をしてくれていました。
講演内では実際の診療で遭遇するような設定を提示し、医学部生にその患者さんの診断・治療を行う上で考えるべき点について、答えてもらいました。こちらはファシリテーターがドキドキしながらも、医学部生ならではのかっこいい姿を披露してもらえたと思います。
いよいよ、最終パートでは中高生に主役になっていただき、慢性呼吸器疾患の増悪時の人工呼吸器の装着に関わるディスカッションをKJ法を用いて行っていただきました。初めての場所で、初対面の人たちと考えたこともないテーマを考え、意見を言い、共有するという体験だけでも大きなチャレンジですが、勇気を出してみなさん取り組んでもらっていたと思いました。
中高生の皆さんは医学部生とお話をして、「あんな風になってみたい」とよい刺激になる時間だったことと思います。
さらに、内科1の大学院生の阿部結希先生から育児をされながらの医師としての生活も親しみあふれる雰囲気でご紹介いただき、医学部生から「結婚できるか心配です。」など現実味を帯びた質疑応答もありました。
今回は中高生の保護者の方へもアンケートを行い、医学部生・阿部先生への質問タイムももうけ、保護者の方ならではの観点からもお話をしてもらいました。
今回も女性研究者支援室の長堀紀子特任准教授、スタッフの中司展人さんに終始支えていただき、また素敵な女子医学部生たちの大活躍のおかげで実りあるイベントにすることができました。その感謝をもって、来年度もより楽しい充実したセミナーを行いたいと思っております。
(男女共同参画推進室 清水 薫子)