現在呼吸器内科には男性医師37名、女性医師10名が在籍しております。当科では専門分野・研究・国内/海外留学などキャリアにおけるさまざまな相談をすることができ、実際に多様なキャリアプランが実現できています。そして、ライフイベントに関しても、男性・女性ともに必要時サポートが提供されるように試みられております。勤務環境においても、カンファレンス・医局会・勉強会が日中勤務時間帯に終了するように設定され、育児中医師の参加も可能となっており専門性を高めることができます。診療においてもグループ制・当番制が適用され、主治医としての責任を持ちながら、ワークシェアが必要時可能な連携があり、ライフステージの変化に直面しても両立しながら働くことができます。大学院進学においても、ライフイベントとの両立が可能となるよう、本人と共にさまざまな方法を考え、研究を続けることができるよう取り組んでおります。呼吸器疾患は急性期・慢性期の両者の病態があり、ライフステージにより診療においてもペース配分をすることも可能であり、中断せずに医師としてのキャリアを積むことも実現しえます。
教員においては、長年にわたり一人の特任助教がこの分野に貢献してきたことに加え、令和6年4月1日付で女性教授(北大病院所属)を輩出し、講師(医学研究院所属)にも新たに女性教員が昇進しました。
診療科の雰囲気もよく、教育熱心な伝統がありますので、個人の能力が発揮できる環境を整え、それぞれが目標をもって邁進できる診療科です。学生・研修医の皆様、はじめからあきらめることなく、不安なこと、質問など、ぜひお気軽にご相談ください。
呼吸器内科ホームページ https://www.fdm-med-hokudai.com/
北海道大学病院 呼吸器内科