各診療科における男女共同参画への取り組み紹介

 

 放射線治療科は悪性腫瘍を中心に様々な疾患に対し放射線治療を専門に行う科です。治療の対象は脳腫瘍から骨盤・四肢の腫瘍まで全身に及びます。放射線治療医は多くの科と連携し、これらの腫瘍の治療にあたっています。
 放射線治療は手術、化学療法とともに悪性腫瘍の治療の3本柱としてなくてはならないものとなり、放射線治療を必要とする患者さんは増加の一途をたどっています。しかしながら日本全国に放射線治療専門医は1031人(2014年9月時点)とまだまだ少なく、一人一人が活躍できる場がたくさんあります。

 北大放射線治療科には関連病院に2名、大学病院に3名(教員1名)の女性医師が在籍しています(2016年5月時点)。
 当科はこれまで妊娠・出産・子育てに対して積極的に支援をしてきました。妊娠中は体調に配慮し、当直の免除をはじめ、急な体調不良の際には他の医師がカバーできる体制をとっております。産休や育休についてはご本人の希望や保育園の受け入れ状況等を考慮し、柔軟に対応しております。
 また妊娠・出産は一時のものですが、その後の子育ては長期にわたります。家庭の子育ての支援体制も様々です。復帰後の業務については、それぞれの事情を考慮し、当直や夜間の業務の軽減や免除など、医師として長く働き続けられる様、長期にわたる支援を行っております。
 こうした支援のもと大学に在籍している3名の内2名は出産後に専門医を取得し、勤務を続けております。もう1名は出産後、育休中で専門医試験受験を予定しております。専門医取得後は5年毎に更新が必要となりますが、妊娠・出産の場合は遅れても猶予申請を行う事で更新する事が可能となっています。
 また、子供の急な体調不良の際には、女性医師ばかりではなく男性医師が早退・欠勤することもあり、他の医師がカバーをして協力して診療・研究を行っております。

 北大放射線治療科は男女問わず、癌治療に興味のある皆さまをお待ちしております。

放射線科ホームページ
http://rad.med.hokudai.ac.jp/

放射線治療科 科長

白土 博樹