各診療科における男女共同参画への取り組み紹介

北海道大学病院 病理診断科では、広いバックグラウンドと高い専門性を併せもち、医療現場に大きく貢献する病理専門医の育成を目指しています。2018年4月、北海道大学病院がゲノム中核拠点病院に指定されました。病理医には外科病理学的知識や臨床的知識に加え、分子生物学知識に基づく医学的判断が日常的に求められる時代になってきたのです。このように病理医に求められる仕事が高度化している一方で、病理専門医の数は全国的にもまだ少なく、決して楽な仕事とは言えませんが、基本的に当直や呼び出しがなく、比較的仕事時間の調整がしやすいことが、キャリアプランを考える女性医師にとって大きな魅力と言えるでしょう。

2018年6月現在、病理診断科には5人の女性医師(スタッフ2名、医員3名、うち1名大学院生、1名専攻)が在籍しており、それぞれのライフステージに合わせて診療・研究に従事、あるいは専門医研修を行っています。当院で準備されている『すくすく育児支援プラン』という短時間勤務医員枠を利用した女性医師も複数名おります。妊娠・出産・育児期間中は本人、お子さんの体調でお休みしなければならないことや、仕事量をセーブしなければならないことが当然ありますので、本人の希望に応じて勤務形態を相談しています。実際、女性医師の比率が高い当科ではお子さんの急な発熱などで医師が退勤することは本当によくあることで、まわりの医師も慣れており、お互いにカバーし合う態勢が日常的な光景として定着しています。また、キャリアプランやワークライフバランスだけでなく、子育てのことについても気兼ねなく相談できる環境と言えます。

キャリアプランでお悩みの女性医師の方、学生さん、ご連絡をお待ちしています。

病理診断科 松野 吉宏
http://byouri.hokudai-hsp.jp/