各診療科における男女共同参画への取り組み紹介

精神科神経科は以前から女性医師が多く、最近5年間でも入局者29名のうち16名(55.2%)を占めています。現在、当科には5名の女性医師(教官1名)が在籍しています。女性医師にとっても働きやすい職場で、女性ならではの視点が臨床や研究にも活かされています。また、多様なライフスタイルに応じたキャリア形成が可能で、ロールモデルとなる女性医師も沢山います。それぞれの分野で活躍されている先輩医師から話を聞いたり、相談することもできます。育児をしながら初期研修医や後期研修医として当科に勤務した医師もこれまで多数おります。

当科は、これまでも結婚・妊娠・出産・育児に対して積極的にサポートしてきました。家庭の事情や体調に配慮しながら、それぞれの希望に応じて就業時間や業務内容を個別に調整しています。病棟診療は複数主治医制およびグループ制を併用していますので、急な事態にも対応が可能です。もちろん、当直業務などは事情や希望に応じて免除されます。外来診療も窓口・予約外対応の医師が1名常駐していますので、バックアップ体制は整っています。北大病院の「すくすく育児支援プラン」の支援を受けながら短時間勤務していただくことも可能です。また、関連病院勤務であっても、休業に際しては大学から応援医師を派遣して継続的な援助を行っています。

人事に関しても家庭の事情や希望を十分に配慮しています。毎年希望調査を行い、できるだけ希望に沿った勤務先を打診しています。また、家族との同居を優先し、原則として配偶者の勤務地に合わせた勤務先を紹介しています。休業後の復職に際しても、本人の希望を優先して勤務先や勤務形態を調整しています。関連病院やクリニックでの非常勤医師など負担の少ない職場を紹介できます。なお、復職リハビリテーションは当科の専門分野でもありますので、どうぞご安心ください。

精神科神経科では、女性医師がライフスタイルに合わせて主体的にキャリアを形成できるよう、様々な形で支援を行っています。引き続き、女性医師がより安心して勤務できる体制の構築を進めてまいります。
当科のホームページ(http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~e20529/univ/index.html)上でも、当科女性医師からのメッセージを掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。

 

精神科神経科 科長

久住 一郎