各診療科における男女共同参画への取り組み紹介

現在、我が国ではがんの罹患者数が急速に増加しており、2人に1人ががんに罹患する時代です。一方、腫瘍内科医(=がん薬物療法専門医)は2018年現在で1256人であり、5000人が必要とされている状況からは、まだまだ専門医が不足しています。

当科では数多くの固形がんに対する治療を実施しております。また、それらに対して集学的治療で対応するためのカンファレンスも多く開催しております。がん治療の中でも薬物療法の進歩の速度は非常に早く、それらを学び、患者さんの治療に実際に生かすことは非常に充実感を得られることと思います。
一方、薬物療法のみで根治を得られる可能性は未だ高くはありません。予後が限られる中、患者さんの非常に大切な時間に寄り添って治療をするのが我々腫瘍内科です。

当科は創立してから歴史が浅く、生え抜きの女性医師が残念ながらまだおりません。しかし規模が小さいだけに医局内の風通しも良く、個人の様々なライフイベントに柔軟に対応できる科です。いつでも扉が開かれていますので、皆さまお気軽に声をかけてください。

腫瘍内科HP:http://hokudai-medicaloncology.jp/
メール:oncology@med.hokudai.ac.jp

 

腫瘍内科は主に抗がん剤を用いて治療する科ですが、薬物療法だけでなく、がん診療の相談、治療方針の決定、緩和ケアの調整など、一連のがん治療の司令塔としての活躍が期待されます。1つの領域に偏らず、多くの固形癌の治療に精通する必要があり、常に様々な方法で情報収集する必要があります。

癌領域の学術誌は数多くありますが、中でもNew England Journal of Medicine, Lancet Oncology, Journal of Clinical Oncology, Clinical Cancer Research誌などが代表的です。最近は国際学会の期間中に発表されたエビデンスがすぐに掲載されるなど、これまで以上に速く標準治療が入れ替わるようになっております。

ガイドラインでは米国のNCCNガイドラインが参考になります。成書では新臨床腫瘍学(2018年7月に新版が発売予定)、がん診療レジデントマニュアルも内容が充実しています。
また、各製薬会社のHPにも役立つ情報をまとめていることも多く、自主学習の参考になると思います。

NCCNガイドライン:https://www.nccn.org/