各診療科における男女共同参画への取り組み紹介

核医学診療科では、PETやSPECTによる核医学検査と、甲状腺癌、バセドウ病、神経内分泌腫瘍、褐色細胞腫、前立腺癌などに対する核医学治療(アイソトープ内用療法)を、放射線診断科と協力して行っています。
核医学診療科は女性医師が働きやすい職場です。夜間休日の緊急呼び出しが比較的少ないこと、昼間に効率よく仕事をすることで夕方17時以降は家庭の時間を持ちやすいことなどがその理由です。
男女共同参画社会の実現には、男女がともに家庭内役割を担っていくことが大切な要素となります。その点において、当科での理解は進んでいます。当科で働く女性医師が仕事と家庭とを両立していることはもちろんのこと、当科で働く男性医師にも積極的に育児に参加するいわゆるイクメンが多くいます。子どもの急病や学校行事のために休みを取ることについても、周囲の理解が得られています。
今後も、女性にも男性にも働きやすい職場をめざし、環境を整えていきたいと思います。若い先生のご参加をお待ちしています。

画像診断学教室ウェブサイト
https://di.med.hokudai.ac.jp/

核医学診療科 科長
平田 健司