第15回 医師とともにキャリアを考える会(おしゃべりの会)終了報告
テーマ 「女性のために働くということ」
開催場所: 医学部管理棟2階 大会議室
ゲスト: 婦人科 井平 圭 先生
進行役: 内科Ⅰ 清水 薫子 先生
参加学生:医学部4年9名 医学部5年7名 計16名
通算第15回となりましたキャリアを考える会が10月25日に開催されました。今回は産婦人科の井村圭先生を講師としてお招きして「女性のために働くということ」というテーマでお話をいただきました。
産婦人科と聞いて、思い浮かべられる「お産」以外にも生殖医療、女性外来、腫瘍治療など女性の誕生から終末までの幅広い守備範囲をもつ診療科の魅力を大変わかりやすくお話いただきました。責任遺伝子が明らかとなった疾患における取り扱いは倫理面も考慮した慎重な方策がとられつつあり、同時に受精卵レベルでの遺伝性疾患の対応も今後されていくという未来もとてもドキドキするものでした。
女性が女性である強みを生かせる領域であると同時に、女性を守るべき男性の強みも十分に生かせる領域であるとお話がありました。先生は学会でも産婦人科領域の面白さを語るお仕事をされておりますので、日本産科婦人科若手委員会HPも、ぜひご参照ください。
事前の個別参加申し込みも複数あり、真剣に産婦人科進路を考える学生さんの存在を改めて感じました。講演後のアンケートには短期間のローテーションでは十分知ることができないキャリア・全体像に関し知る機会となったとの感想もありました。
今後も様々な診療科の先生方にご協力いただき、ご自身のキャリアを考える上で有意義な機会となるように努力します!
(男女共同参画推進室・内科Ⅰ 清水 薫子)